i=envYの話。
blogに書くネタを募集したい。
i=envY(あいはえんびー)と読みます。
奇才オレノグラフィティーを天才と言わしめた曲(奇才じゃないのか)なんですが、これは『mirai circus』のデモを集めてる時期で、そろそろ締切なんだよーって時にオレノにお願いした曲です。彼は本当にどうかしてる人(褒めてる)なので、役者やりながら他の劇の劇伴とかも書いたりしてて、それはもう忙しいんですよ。その日は大阪の舞台が千秋楽だったか何かで、ギリギリ最終の新幹線に乗れるか乗れないかのギリギリの間にLINEで、構想をやりとりしてて僕は《ちょっとデジタルなんだけどリズムはファンクで艶っぽい曲がいい》という曲をお願いして。ちょっとしたら「最終の新幹線乗れましたー」ってLINEが来て「気をつけて帰ってきてねー」なんてやりとりして。
2時間後に歌詞が届きました。
「コードもある程度決まったので帰ったら送りまーす」なんつって。
ね。どうかしてるでしょ?
大阪から東京までの2時間半で立ったまんま(混んでて普通しか乗れなかったらしい)でできた曲が『i=envY』なんです。ちなみにタイトルは。
物理の「i=envS」っていう電流の強さを表す法則があって。
さらに数学では「i」虚数という嘘の数って意味もあって。
i=愛って掛詞にして、enby嫉妬、妬みって意味に繋がんないかなと思って作りました。
ですって奥さん。
なのでこれは、妖しい愛の歌なんです。深いですねー。