サビタゲン。

そろそろヌュアンスの話をしないと飽きられてきてると思うんですよ。

 

でもそんなに無いんですよ。常にだいたい目の前に起こったコトは呟いてますから。

それ掘り返されてもねぇ…(割とやってる)。いわゆる『秘話』とか『オフの出来事』もそんなに無いんですよ。なにせ全体練習ないから、全員会うときはだいたい本番の日なので『見たまんま!全てです!』みたいなコトなんです。

という訳で、始まる前の話に少し触れてみましょうか。んー。怒られそうだなー。でもいつも怒られてるようなもんだからいいか(よくないし怒られたくない)

 

ヌュアンスを始める時のオーディションには書類でたしか100弱くらい応募があって、その中から3~40人くらい呼んでオーディションを開催しました。僕の知りうる限りの音楽業界のスゴイ人たち(ホントにスゴイ人たち)とかを特別審査員としてお呼びして、結構しっかりやりました。ドアを開けるともっさい男性が6人くらいドーンって並んでたから、面談する子達は嫌だろうなと思いながら。

 

ミサキサンは面談が始まってから3人目、1人目が来なかったので(おい)次の次の人でしたね。結構早めに着いてたと思います。ギター持って来てたのミサキサンだけだったので覚えてます。で、ミサキサンの番。自己紹介の後、歌唱審査でスピッツを熱唱しました。そのあと、アカペラでオリジナルをちょっと歌って、ダンスやったっけな??で、質疑応答に入るのですが(意外とちゃんとしたオーディションなんですよ)、一応オーディション的な質問をするのですが、審査員全員どうしても気になる事があって…。でも、なんか面談で言うのもアレだし…。でも気になる…。そして、耐えきれずカフーが口火を切ります。

 

「弦、めっちゃ錆びてるね!」

 

会場全体が朗らかな空気に包まれた瞬間です(ミサキサンは「終わった」と思ったらしいけど)。慌てふためくミサキサンと優し見守る大人たち。別に弦が錆びてようと全然構わないんですけど、スゲー錆びてたんですよね。言いたくなるくらい(笑)。本人はイヤかもしれないけど、これは語り継がれるいい話です。面談終わっても審査員全員名前呼ばずに「あの弦錆びてた子」って言ってましたから。そう言った意味では今も昔もムードメイカーかもしれません。

 

あだ名が付くって意外と大事で、全員面談した後6人が最終候補に残って、僕が最後今の4人を選ぶんですけど、全員面談の時にあだ名がついてます。それだけインパクト残したんですよね今の4人は。

 

なので、ミサキサンのオーディション時のあだ名は「錆びた弦の子」です。

残りの3人もいつか思い出したら書きます。

 

 

*ここで最古参の方は「はじめ5人じゃん」と思うと思いますが、最後の1人で最初に辞めた1人は、諸事情でこの面談とは別の日に面接を受けて受かって辞めたのでした。