デザート。
早替えが成功したのは本番とリハで1回ずつのみです。
終わったのか、まだ終わってないのか、旅の途中なのか(←これは言いたいだけ)。
全部が終わって、ヤスとハイタッチして大畑くんと卍さんと固い握手をして、その後関係各位から賛辞を受け、走り寄ってまできて賛辞をくれるお客さん達に安堵をしたのは覚えてるから多分現実的には終わってる。
今はただ、心地よい疲れを味わって…。
ないよ。次の日の朝から取材だよ。今日もさっきまで事務所にいたよ。GWは「クライアントがお休みが多いから電話が掛かって来ないだけのウィーク」だよ。
今は事務所の帰りしなに買った「あんまん」が冷え切ってしまったのでストーブの上に置いてみたら《表面だけ焦げて中は冷たい》っていう罰ゲームを受けながらこのブログを書いています。
とにかく。ただ、ただ、ただ、最高のワンマンでした。ヌュアンスの立ち上げ当初から考えていたコトをひとつカタチにするコトができました。自分が想像してきたこと、つまり「エゴ」に賛同して具現化してくれる仲間達がいて、それを表現してくれる4人がいて、それをみて賛辞をくれる人たちがいる。
なんだ、これ。最終回か?
最終回だった場合用に、今日は長文をしたためたいと思います。もう「書くよ書くよ詐欺」って思われたくないので書ける時に全部書くシステムです。GWだしちょっとした小論文だと思って細切れで読んでください。
【はじめに】
でも、これはあくまでも『僕の場合の解釈』です。ヌュは《マルチエンディング方式》なので、みなさんが想い描いたワンマンの話がそれぞれ『正解』だとお考えください。何度かここで書いているか誰かに話したか忘れましたが(そういうとこだぞ)、基本的にヌュは全てのクリエイティブに関して《余白》を残しています。それは《受け取った人の人生》を補填してひとつの作品が完成するようにしているからです。一方的に「どやっ!」っていうやり方ではなく(それを否定しているわけではありません)、その人の人生のスキマにnuance(ヌュアンス)を埋めたい。スキマ産業です。「ではそれが具体的にどこなのか?」とか、そういう野暮な質問はスルーします。
【コンセプチュアルな思わせぶり】
僕が今回ヤスに出したテーマは以下の通りです。
・どこかわからない「街」のお話であること
・最終的には帰ってきてしまう「街」のお話であること
・劇団員を起用すること
・イスをたくさん使うこと
・cosmoはイス曲であること
・イスは『ラブチョコ』以外メンバーに触れさせない
・早替えをしたい
・オープニングは制服で登場すること
ライブをご覧いただけた方は、上記のテーマをほぼクリアしているコトがお分かりになるかと思います。すごいねヤス!ヤスすごいね!
特に『イスに触れさせない』というのは、ずっとやりたかったコトで『イスを誰かが運んでくれる』コトでいつもとは違うセットリストが組めるというのとイスに人格を持たせられるかなと思ったりしてみました。「town」のイメージを可視化したいって云うのがあったので全体を通して『街感』が出せる演出はどうしたらいいかなぁーなんて、ヤスとファミレスでウンウン言ってました。『映像で街を映し出して…』なんてダサいアイディアも恥ずかしがらずに出しあい、閉店間際で《イスを積み上げて街に見立てる》という深夜ならではのアイディアが浮上!「これだ!」となりファミレスを後にします。
(お知らせ)
ものすごく眠くなってきたので、長文を諦めたいと思います(そういうとこだぞ)。
続きは明日。覚えていたら…。