Theory to go today.

ちょいちょい方々で(学校に行ってない)的な発言をしているので「学校行ってないんですか?」「ヤンちゃだったんですか?」的な質問を受けるんですが。『学校には行ってませんがヤンちゃではございません』というのが模範解答です。どのくらい行ってないかというと幼稚園からほぼ行ってないです。幼稚園はかろうじて行ったかな?その頃は千葉に住んでいたんですが、あまり記憶が遡ってきませんね。おやつでトマトが出たんですよ。生の。そのままの。で、それが食べれなくて、でも先生(保母さん?)に「食べなさい!」って怒られて「ええっ!うそ!?」ってなって行かなくなった気がします。何度か逃亡した記憶もあります。逃げ回って近くの工場のフェンスによじ登って降りれなくなった記憶はあります。だから今でも生のトマトは基本食べません。

 

小中高はビックリするくらい行ってませんね。なぜかと聞かれれば「そこに学校があるからだ」と答える感じでしょうか。小2の時に横浜に転校してきて、そこからほぼ行ってないですね。週に2日行くと「すごいじゃん!」って言われる感じ。僕が現役小学生の時代(5年くらい前かな)って『登校拒否』っていうワードと行動がそんなに普及してなくて、だいぶ問題にはなったらしいです(ごめん親)。今だと『保健室登校』みたいのあったりするじゃないですか?当時はそんなのなかって、学校が最終的に出した手段が『校長室登校』。もはやVIPです。校長室行って、校長先生にマンツーマンで授業教わるっていう、今の《個人指導型塾》の原型を作ったのは実は僕です。ウソです。まぁ、結果それでも行かないんですけど。

 

転校生だったし、学校来ないしみたいな感じで、今でいう『いじめ』の対象にもなるんですが(行かないのは)別にそれが理由ではなかったですね。行ったら普通(ではなかったのか?)の感じだったし。先生もそれは大層扱いに困ったと思います。パーフェクトな『問題児』ですから。あ、小学校の時に一度学年全員にムシされたことがあったんですけど(今思うとエグくないか?)、その時に周りでやたら「カブト!」とか「バッタ!」とか昆虫の単語が飛び回ってて『キーワード浅っ!その団結力他で使えよ』って思ったのは覚えてます。

 

中学校までは義務教育なのでまぁまぁ行かなくても卒業できるんですけど、高校は単位が足りないと卒業させてくれないので、それはもう緻密に計算に計算を重ねた上で、日本史の単位を落としましたね。でもクラスで一番初めに進路決まってたし(学校に相談ゼロで願書出して試験受けてたので、これはこれで物議を醸し出したんですけど)「どうせ来ないでしょ」って卒業できました。ありがとう母校。

 

ちなみに引きこもっていたわけでもありません。ただひたすらに『何もしなかった』だけです(それをto the 世間では“引きこもり”というの?)。ゲームとか遺跡の発掘とか何かに没頭してたわけじゃないし。昼まで寝て→TV見て→ご飯食べて→寝る。思い返しても思い出せないくらい何もしてないですね。バイトとかスタジオとかは行ってましたから、ただの堕落の極みですね。堕落だらだら縄のごとしです。だから逆にものすごい《基礎コンプレックス》です、基礎コン(言ったコトない)。世の中の基礎を学ぶであろう学び舎で基礎を一切学んでないから『○○の基礎』みたいな本を見ると手を出しがちですね。「知ってるわ 」ってなるけど。

 

理由は極めて明確で「行く意味がわからなかった」んですよねー。困りましたねー。イヤになっちゃいますねー。翻って今。今なら「行った方がいいと思うよ多分」って言います。行ってないから分からないんですよね。だから色々困りますよ。分数とか。全然わからない。あと理科とか。日本地図とか北海道しかわからないですからね。そう思うと行っといた方がいいと思います。学び舎。

 

 

でもって、最近世論的に『(学校)逃げてもいいんだよ問題』があるじゃないですか。個人的には #それはそう って思います(教育機関で働いている人にしてみたらたまったもんじゃないとは思うのですが、それはちょっと置いておいて)。今はSNSとか学校内ヒエラルキーとかあって学生はさらに大変だろうなぁって思います。大人がケツ拭いてくれる時に手元のSNSの情報共有してないとハブられちゃうとか、自分だけ居ないLINEグループ作られちゃうとか、晒されちゃうとか。《見えない多数決に加担してないと認めてもらえない》のってしんどいだろうなぁって思う。携帯が無かった時代を生きてた僕らは『そんなん放っておけばいい』と思うだろうけど、物心ついた時から携帯がある文化圏にいる人達はそれがアベレージラインだから切り離しづらいでしょう。本来学校がそういう今のSNS内にある“ヒズミ”みたいなものを経験して社会に放たれる準備期間として存在しうる媒体だったハズだから(個人的な見解よ)、たぶん今の若い人たちは2つ(もしくはそれ以上)のバーチャ社会を経験しながら生きてる、しかも相手見えない。だとしたら結構大変よね。

 

でも多分、携帯の電源切るのムリだから、しんどいなら学校飛び出してもいいんじゃない?っていうのが僕の【個人的見解】です。でも今の社会を作ってるのはまだ当分『携帯がない時代を生きてきた大人』だから、高校の卒業資格はあった方が良いと思うから、そこだけはなんとかした方がいいんじゃない?と答えます。いい歳なので(推定年齢27歳)そういう相談話もちょいちょいあるんですよねー。学校行ってない人に聞くのが一番ですから(←)。経験者は語るですよ。いつか学びたくなる時が来るんですよね。大学とか超行きたいですもの今。憧れのキャンパスライフですよ。

 

でも、デメリットもそれなりにありますよ。

 

まず『クラス会の通知が来ない』

地味!地味だけど、そこそこボディブローですね。来ても行かないんですけど。なんかこう…あるじゃん。

 

次に『青春っぽいコトがない』

すぐ実践(社会)だから「あの頃は青かったなー」とか言えない。学生時代の仲間とかいないからね。学生青春ドラマとか観ても1ミリも感情移入できないよ!気をつけて!

 

あと『身内が少し悲しむ(もしくは引く)』

イレギュラー案件ですからね。相手は《義務教育は受けるものだ》という姿勢で来ますから。心を込めた対応を。

 

 

結論を云うと。

 

学校に行ってなくても社長とアイドル運営にはなれる。